妊活に効果的なのは天然葉酸?合成葉酸?

「妊活」に「葉酸」がいいとはよく聞く話です。厚生労働省も、妊婦やプレ妊婦が葉酸を摂取することを推奨していますし、今や妊婦が葉酸を摂取することは常識になりつつあります。

しかし、葉酸を必要量十分に摂取するには、どうすればいいのか分りませんよね。そのため多くの人は、「葉酸サプリメント」を利用して葉酸を摂取します。

しかし、ちょっと待ってください。その葉酸、妊活に効果はありますか?実は葉酸には、天然葉酸と合成葉酸の2種類があるのです。

妊活に効果があるのは天然葉酸と合成葉酸のどっちなの?

結論から言ってしまうと、妊活に効果があるのは、「合成葉酸」です。合成葉酸は「モノグルタミン酸型葉酸」よ呼ばれ、厚生労働省が推奨しているのは、こちらの葉酸です。

天然葉酸サプリメントは、妊活には効果はありません。よく、天然葉酸サプリを売ろうとして「妊活にも効果ある!」という謳い文句が様々なサイトに散見されますが、効果はありませんのでお気をつけください。

厚生労働省では、モノグルタミン酸型要素を一日に400μg摂取すると、母体・赤ちゃんともに障害や流産のリスクが低まるとして、摂取を推奨しています。ですから、葉酸サプリメントを選ぶ際は、天然葉酸が配合されているものではなく、合成葉酸が配合されている葉酸サプリを選びましょう。

「合成」というと「安全性」を心配されるかと思いますが、合成葉酸には副作用などはありません。品質についても多くの製造会社は「GMP」基準を満たした工場で製造されているので、「安心・安全」です。

GMPとは、原料の入荷から製造、出荷まで厳しい基準の下に品質管理されている商品にのみ認可されます。厚生労働省の管理の下に基準が設けられていますから、しっかりとした品質の製品が提供されます。

たまにある副作用の報告はどうしてなの?

合成葉酸を飲んでいて、子供が喘息などにかかった、という報告がたまにあり、不安を感じる人もいることでしょう。しかし、その内容をよく調査してみると、過剰摂取が原因であることがわかります。

一日に推奨されている合成葉酸の摂取量は、400μgですが、副作用が報告された事例では、なんと「1mg」もの合成葉酸を摂取していたといいます。

1mgといいますと、1000μgに相当し、明らかに過剰摂取です。厚生労働省も、一日の摂取量1000μgを越えないように、注意勧告しています。

合成葉酸は妊活に効果的ですが、くれぐれも過剰摂取は控え、一日に定められた推奨摂取量を守りましょう。